【助産師執筆】妊娠期の身体活動(運動)のメリット

「妊娠中はできるだけ安静に、運動は禁物」と聞いたことがある、もしくは、一度でも誰かに言われたことがある人は多いのではないでしょうか。

一方で、妊娠してから身体を動かすことが減り、体重が増えすぎて困っている、普段から身体を動かすことが好きだったにも関わらず、思うように運動できないことでストレスが溜まってしまう、そう感じた人も多いはずです。

このような不調を改善し、お母さんだけではなくお腹の赤ちゃんの健康のために、WHO(世界保健機関)では、”1週間を通して少なくとも150分の中強度の身体活動”を、禁忌のないすべての妊娠中および産後の女性に推奨しています。現在では様々な研究により、妊娠中の運動や身体活動(日常的に行う家事や育児等も含めたすべての活動のこと)には多くの効果があることが分かってきました。

【身体のメリット】

• 体力の向上

• 適切な体重増加を促す

• 妊娠高血圧症候群を合併する確率を減らす(メタアナリシスにて38%減少と報告)

• 妊娠糖尿病を合併する確率を減らす(メタアナリシスにて39%減少と報告)

• 腰痛や背部痛、骨盤痛の予防と軽減 • 姿勢の改善

【心のメリット】

• リラックスできる

• ストレスを軽減する

• 不安の軽減

• 妊娠期のうつ病を合併する確率を減らす(メタアナリシスにて67%減少と報告)

【出産のメリット】

• 早産の発症率を減らす(メタアナリシスにて38%減少と報告)

• 低出生体重児や巨大児の出生を減らす

• 帝王切開率となる確率を減らす(メタアナリシスにて20%減少と報告)

• 器械分娩を減らす

【産後のメリット】

• 産後の回復を早める  

<まとめ>

・妊娠中に身体を動かすことは、お母さんの身体や心、胎児の健康、そして出産や産後に良い影響を与えると言えます。

MamaWellのパーソナル助産師が、あなたを、あなたに合った方法でしっかりサポートします。ぜひご相談ください。

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